11月, 2022年
アウトドアのすすめ
紅葉の美しさと心地よい肌寒さを感じるこの頃、個人的にはついキャンプがしたくなる季節となりました。 ところで皆様アウトドアはお好きですか・・?
これについては、好き嫌いが分かれる永遠のテーマではないかと思われます。
私も元々はインドア派だったので、ここ2,3年で急にアウトドア好きになった事を以前の自分が聞いたらかなり驚くと思います。コロナ禍も相まって、グランピングやソロキャン、ついには家で行うベランピングまで新しい言葉ごと流行し、試しにやってみたら結構楽しくて良さに気付いたという方も多いと思うのですが、何を隠そう私もそのタイプでした 😆
アウトドアの魅力は様々ですが、何より自然の中で感覚が研ぎ澄まされてボーっと脳を休める事が出来ます。特に大人にとって、実はアウトドアは刺激よりも癒しの要素が多く、その体験をあえて求めに行く人は少なくないと思います。キャンプは中々ハードルが高いという場合には、是非バーベキューから。それも難しい場合は、空の下に椅子を置いて淹れたてのコーヒーを飲むだけでも贅沢な癒しの時間を感じられると思うので是非おすすめです。
そしてもう一つ大きな発見は、アウトドアの経験は災害時にも活きるだろうという事です。
万が一有事が起こった際には、72時間は人命救助が優先され、生存者に支援が回るのはその後と言われています。その72時間つまり3日間を不便な避難所や屋外で過ごさねばならない中で、自分や家族、周りの人と生き抜く力が重要となります。そういう意味では、制約条件の多い中で工夫したり協力をするという経験は、防災訓練も兼ねているかのようです。実際に子供も大人も日常とは違う課題を乗り越える度に生きる力が付いていると実感します。
アウトドアの楽しみを味わいながら、実は災害にも役立つスキルが磨かれるとなると、好き嫌いだけでは判断しきれない大切な要素が見えてくるのではないでしょうか。