2020年度診療報酬改定により先進医療から削除が予定されている技術について
2020年度診療報酬改定において、
「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」
「歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法」
の2技術が先進医療から削除される見込みです。
最終的な決定は2020年3月の厚生労働省告示をもってなされる予定です。
1.先進医療とは?
一定の治療効果と安全性を国が認定している最先端の医療技術で、高度な技術レベル・施設基準を満たすと認められた医療機関でのみ受けることができます。
2.先進医療の対象は随時変わります。
「先進医療」の対象となる技術は、保険適用となることで先進医療ではなくなる技術や、新たに先進医療として追加される技術があるなど、随時入替わります。また、対象となる疾患や適応症、実施できる医療機関も随時変更されます。
3.先進医療から削除が予定されている2技術について
2019年12月5日に開催された先進医療会議において以下の2技術については、先進医療から削除の方向で検討することが適切であるとの評価がなされました。その後、中央社会保険医療協議会に同内容が付議されたことから、2020年4月1日より、当該2技術が先進医療から削除される見込みです。最終的な決定は2020年3月の厚生労働省告示をもってなされる予定です。
手術をご検討されている方は、ご注意ください。
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2020-02-14