定期保険
定期保険は、契約時に定めた保険期間内に、被保険者が死亡した時は死亡保険金が、また高度障害になった時は高度障害保険金が支払われる保険で、満期時の満期保険金はありません。通常、保険料が掛け捨てで貯蓄性がない分、安い保険料で大きな保障を得ることができます。
平準定期保険
定期保険は保障期間を契約時に定め、契約終了時の返戻金のないものを言います。定期保険は安い掛金で大きな保障が得られるという利点があります。 年数で決められた更新型と期間を決めてある全期型があります。 なお更新型の保険の場合、一定の年齢になるまでは、契約満了時に被保険者の当時の健康状態に関わらず、同じ期間で保険を更新できるます。この場合、保険料は更新時の年齢で計算するため(年齢が上がるほど、一般的に死亡率が上がることから保険料は高くなる)、増加します。
収入保障保険
収入保障保険は、「家族収入保険」や「生活保障保険」とも呼ばれ、契約時に定めた保険期間内に、被保険者が死亡したり高度障害になったりした場合に、残された遺族が保険金を一括で受け取らずに、分割して決められた金額を年払いや月払いで受け取ることができる保険です。その仕組みは、逓減定期保険の死亡保険金を分割して受け取るものです。
逓減定期保険
逓減定期保険は、保険期間中の保険料は一定ですが、時間の経過と共に保険金が徐々に小さくなっていく定期保険です。 経過年数により受け取る保険金は少なくなりますが、保障が大きく必要な時には大きな保障を受けられ、ライフプランにあった保険ともいえます。
逓増定期保険
増定期保険は、保険期間中の保険料は一定ですが、保険金額が一定期間経過後に所定の割合(逓増率)で増加していく定期保険です。保障が増していく分、保険料が高額になります。 一般に逓増定期保険は、企業(法人)や経営者に利用されることが多くなります。事業の発展と共に重くなる経営者の責任に合せて、保険金額を時間の経過と共に増加させることで、万一の場合の事業保障、退職金などの資金準備、相続・事業承継対策、企業の財務強化の財源準備などに活用されています。